更新日:2024年8月14日
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兵庫県では、訪日教育旅行を、観光旅行とは一線を画し、教育の一環として捉えています。
授業・部活動体験や交流活動等を通して、自国の文化を紹介し合い、相互理解を深める「学校交流」を積極的に推進しています。
また、阪神・淡路大震災の経験から「防災学習」には特に力を入れており、そのほかにも「環境学習」、「産業学習」、「日本文化の体験学習」ができる施設が数多くあります。
このたび、関西5府県で、訪日教育旅行PR動画を作成しました。ぜひご覧になって、関西の教育旅行に来てください!
なお、撮影の際にはコロナウイルス対策を徹底し、撮影中のみマスクを外し、周囲と安全な距離を保って撮影しています。
兵庫県では、「笑顔で交流し、再会を約束する」をスローガンに、学校交流を推進しています。
授業見学、施設見学、生徒会との音楽交流、スポーツ交流、日本の給食や学生食堂(学食)体験等、さまざまな交流プログラムを用意しています。また、幼稚園から大学まで、教育機関の視察も受け入れています。
詳しくはこちらをご覧ください。兵庫県で学校交流を体験してみよう!
兵庫県は、1995年に経験した阪神・淡路大震災の教訓から、防災教育に熱心に取り組んでいます。兵庫県立舞子高等学校(神戸市)は、全国で初めて、平成14年(2002年)4月から防災教育を推進する環境防災科を設置しました。このような学科が被災地神戸に設置される意義は非常に大きく、環境防災科は、新たな防災教育の中心課題である命の大切さや助け合いの重要さを縦軸に、自然環境と社会環境を横軸にとって教育を行っています。その他の防災学習施設として、「人と防災未来センター(神戸市)」では、迫力ある大型映像と音響で震災当日の様子を再現した1.17シアターや震災経験者による体験談、「兵庫県広域防災センター(三木市)」では、避難・消火訓練、起震車による地震体験等の防災訓練を体験いただけます。また、「北淡震災記念公園(淡路市)」では、震災で生じた「野島断層」や、倒壊した国道・被災した民家を保存・展示し、震度7の揺れを体感できる施設もあります。
兵庫県立舞子高等学校・視察(神戸市) | 人と防災未来センター(神戸市) |
近年、ゴミのリサイクルや自然との共存等、環境問題に取り組んでいます。中でも、野生では絶滅したコウノトリの野生復帰に向けた環境づくりは、世界に誇る取り組みです。
「コウノトリの郷公園(豊岡市)」および付属飼育施設では、現在100羽近くのコウノトリを飼育しており、コウノトリの自然観察や環境保全学習が出来る環境が整備されています。周辺には民宿が点在し、農村体験や地域の人との交流、郷土料理が楽しめます。
その他、「パナソニック・エコテクノロジーセンター(加東市)」、「資源リサイクルセンター(神戸市)」では、電化製品やゴミのリサイクルについて学ぶことが出来ます。
コウノトリの郷公園(豊岡市)
世界最長のつり橋―明石海峡大橋(神戸市)、141ヘクタールの敷地面積をもつ大型放射光施設SPring-8(佐用町)ほか、各産業施設や工場見学(全県下)等、産業学習のできる施設が充実しています。
SPring-8(佐用町) | カワサキワールド(神戸市) |
アニメ(手塚治虫記念館/宝塚市)やファッション(神戸市)といった先端文化から、国宝・姫路城(姫路市)、伝統芸能(淡路人形浄瑠璃)の鑑賞まで、幅広く日本文化に触れることができます。また、神戸には、旧居留地、北野異人館街や南京町等、明治時代(約150年前)の外国文化の影響を色濃く受けています。
県内には、国内でも有名な有馬温泉や城崎温泉、湯村温泉をはじめとして、日本情緒あふれる温泉地が数多くあります。また、田植えや農作物収穫等、農業体験に加え、そば打ち・陶芸・紙すき・スキーや雪体験等、県内各地にて各種体験が楽しめます。
海外の児童・生徒の皆さんにとって、想い出深い日本での貴重な文化体験となるでしょう。
手塚治虫記念館(宝塚市) | 人形浄瑠璃体験(県立・淡路三原高等学校) |
県内は、高速道路・鉄道網が整備されており、移動は非常にスムーズです。
国内外からの交通アクセスは、隣接する大阪府にある関西国際空港のほか、大阪国際空港(伊丹市)、神戸空港(神戸市)、但馬空港(豊岡市)や、新幹線の停車駅(4駅)があり、大変便利です。
お問い合わせ
公益財団法人兵庫県国際交流協会 企画調整部 企画広報課(訪日教育旅行)
〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5番1号 国際健康開発センター2F
電話番号:078-230-3262
ファクス:078-230-3280
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