食文化交流教室「クリスマスを奏でる　ドイツのすてきなお菓子たち」（2023年12月1日）

　温かい師走のスタートとなった12月1日（金）に、『クリスマスを奏でる　ドイツのすてきなお菓子たち』のセミナーを、株式会社ユーハイムのご協力を得て、神戸元町通商店街にある同社本店で開催しました。今回は、4年ぶりの対面セミナーとあって、早くから多くの人が申し込まれ、当日は再会を喜ぶ受講者の姿も多く見受けられました。

　前半は、参加者が2班に分かれて厨房に移動し、バウムクーヘンの生地かけ体験と焼成工程を見学しました。生地かけは初めてという人も多いと思いますが、参加者の皆さんは手袋をはめて上手に生地かけを体験しました。バウムクーヘンが焼けるいい匂いが会場を包み込みました。

　後半は、参加者の皆さんが生地かけして焼きあがったバウムクーヘンの試食会を兼ねた講演会が行われました。講師である尾下学さんは、株式会社ユーハイムの工場で洋菓子の知識と製造技術を学んだ後、ドイツに渡りお菓子作りの経験を重ね、ドイツの国家資格であるマイスターの称号を取得されました。講演では、たくさんのドイツのお菓子の魅力について、ドイツでの体験談を交えながら分かりやすくお話しいただきました。

　そして、試食会で提供されたバウムクーヘンの美味しさには改めて脱帽です。特に、自分たちで生地かけし目の前で焼きあがったバウムクーヘンのおいしさに魅了され、お代わりされる多くの参加者の姿も印象的でした。講師から一足早いクリスマスプレゼントとしていただいたドイツの伝統的なお菓子のシュトーレンのレシピは、クリスマスをより一層楽しく奏でてくれました。

初めてのバウムクーヘンづくり	焼きたてのバウムクーヘン