ホーム > ひょうご国際交流団体連絡協議会 > “応援しよう”ひょうごの仲間 > 【第32回】日本のいいものと、ベトナムのいいものを合わせて
更新日:2020年10月6日
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氏名:チャウ・ファム・ドウック・ハオ
職業: 貿易会社での仕入担当
出身国:ベトナム
推薦者:三木市国際交流協会
現在貿易会社で仕入担当として働いています。仕事内容は発注から納品までの手配をして、外国のメーカーとやり取りをして商品を日本に輸入しています。
ベトナムの出身で、来日する前はベトナムの銀行で働いていました。顧客に対する金融サービス、資産管理を担当していました。
奥さんが日本人で、子供が生まれたら「日本の学校に行かせたい」、「子供たちをもっと安全な環境で育てたい」と思ったのがきっかけで、2015年からは家族全員で日本に暮らし始めました。
英語、中国語、日本語、そしてベトナム語(母語)を話せます。
ベトナムの東側には海があって、有名な観光地が沢山ありますし、気候も温和です。長年日本との関係は良好で仕事の関係でも良く、旅行にもってこいの場所です。ベトナムに来られたら、ベトナム人は気さくで優しく接するでしょうから、不便なく毎日楽しめると思います。
5年間ずっと三木市に住んでいますので、この町の自然が大好きです。色々な伝統的なお祭りがあり、1年を通して季節が変わるごとに違うお祭りがあることが楽しみです。知り合いも増えてきて、ここは私の第二の故郷だと感じています。三木市が一番好きな場所です。
ぼっかけ(すじこん)と白米が大好きです、一度食べ始めると止まりません。
「ええねん」という言葉です。私の息子はよく消極的に考えすぎますが、そんな時に奥さんがよく「失敗してもええねん、心配しなくてもええねん、人生無駄にしない。」と息子に話したり、”ええねん“の歌も歌ってあげます。面白くてすごく楽観的な言葉だと思います。
三木市では外国人が年々増加しており、特にベトナム人がここ三年間で増えています。外国人が増えるにしたがって外国人のために行われる活動も増えてきています。例えば、防災訓練活動や文化祭とか料理紹介のイベントなどで、こういった活動への参加はほとんど休みの日にやっています。
仕事の関係で三木市の有名な金物をよく知っていますので、こういういい物をベトナムに紹介して商売にすることが目標です。私と奥さんは海外に住んだ経験がありますので、将来子供たちも色々な国に連れて行きたいです。そして、日本のいい物とベトナムのいい物で皆さんが感動する商品を販売することが夢です。
旅行で日本に来られる方は「有名な観光地に行かないといけない」と思うことが多いですが、もうちょっと深い文化を体験したかったら、田舎のお祭りに参加してみてください。絶対ビックリするほど喜ぶと思います。日本の電車はとても便利なので、時間があったら是非体験してみてください。
海外から仕事のために来られる方には一つアドバイスがあります。日本は世界の中でも特に安全な国であるのは、一つ理由があります。日本ではルールが多いからです。子供たちや弱い人のために、いい環境を守るためにルールが多いです。長年日本で仕事をするのでしたら、なるべく早く日本語を学びルールを理解できるようになればとてもいい生活ができると思います。
遠い所から来た外国人たちは自分の国からたくさんの「もの・話・人生経験」を持ってきます。言語の壁があるかもしれませんが、積極的にいっぱい交流すると、必ず面白い経験ができると思いますので、是非交流してみてください。
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