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更新日:2022年10月6日
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氏名:チン・シェン
職業:国際交流員(CIR)
出身国:アメリカ
推薦者:兵庫県国際交流協会
私はアメリカ代表の国際交流員(CIR)として兵庫県庁で勤めています。CIRは、日本の方々に外国の文化、言語、人々などの魅力を伝えながら日本と諸外国の絆や関係を深めるという職務です。その傍ら、取りまとめアドバイザー(Prefectural Advisor)として、兵庫県で英語の先生をしている外国人の相談に対応する業務もあります。CIRとの交流を通じて、多文化に触れてよかったと思っていただきたいです。
法科大学院を卒業した後に弁護士免許を取得し、アメリカのアリゾナ州で弁護士として働いていました。刑法と親権に関する案件を取り扱っていました。
CIRの業務に魅力を感じたと同時に、日本で生活してみたくて来ました。CIRだからこその責務、やりがい、そしてチャレンジを通じて、今までできなかった新たな視点から世界を見られる点に魅力を感じています。
英語、日本語、中国語、広東語、そしてスペイン語を話せます。韓国語とフランス語は勉強中です。
アメリカは多文化と多民族で構成されている国です。かつてはそうではありませんでしたが、人権や自由を巡る数々の紛争を経て、現在の形が築き上げられたのです。現代のアメリカは、人種や民族といった属性に関わらず、すべての人に平等な権利を与えている国家です。アメリカは50州で構成されていて、州ごとに独自の文化や歴史を有しており、法律まで異なります。
ロサンゼルスのディズニーランドからニューヨークの自由の女神像まで、アメリカの観光地は言い尽くせないほどたくさんあります。私の住むアリゾナ州にも有名なグランドキャニオンがあります。ぜひ体験しに行ってみてください!
これまで訪れた場所の中では、秋葉原がとても好きです。
しかし、兵庫県に住みはじめてまだ間もないですが、神戸市のチャームを感じ始めています。兵庫県には国際交流のイベントが少なからずあり、日本人と外国人がお互いの文化や言語を学ぶことができます。このような機会を活かして、世界が繋がっていることを子供たちに肌で感じて欲しいです。私はCIRとしてそのようなイベントに参加できて幸いです。
日本には美味しいものが数え尽くせないほどありますが、海鮮茶碗蒸しには目がないです。
好きな言葉は「やりがい」です。やりがいは、物事をする意味あるいは価値を与えるだけでなく、最初はやりたくない時や、やってみることが不安な時に、自分と他人を動かす原動力にもなると思います。やりがいがなさそうな時でも、取り組む意義やモチベーションを見つけることができれば困難も乗り越えられます。私はCIRにやりがいを見つけて、居心地の良い元いた場所から異国の日本へ旅に出ました。誰かの、新たな世界を見てみたいと思う原動力になれれば嬉しいです。
あなたの人生の中のやりがいは何ですか?
暇なときには趣味である語学の勉強や、ピアノを弾いて過ごします。
神戸市にいるからには町巡りや人々とのふれあいをどんどんしていきたいと思います。
いろいろなことに興味があるので、今の趣味や勉強を続けながら、様々な分野や仕事に挑戦してみたいです。
チャンスが来れば、国際弁護士 になりたいです。
兵庫県は、世界的に有名なグルメやあっと言わせる美しい夜景をはじめ、気候も住み心地も良い場所です。昔から地元の人が外国人とともに暮らしており、現代の兵庫県は国際色豊かなところです。日本に来ることがあれば行ってみて欲しいです。
「あの時やっていたらよかったな」と思って後悔することがないよう、自分がやりたいことにチャレンジしてみてください!
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