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更新日:2023年2月1日
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氏名:トーバン マ クリスティナ カストロ
職業:准看護師
出身国:フィリピン
推薦者:南あわじ市国際交流協会
現在は、南あわじ市内の病院(内科療養病棟)で准看護師として働いています。
フィリピン出身で、来日する前もフィリピンで看護師として働いていました。
フィリピンで看護師として4年間働いていたときに、日本の医療技術の高さに関心を持ち、公益財団法人国際厚生事業団が行っている「EPA(経済連携協定)看護師受入事業」に応募したことがきっかけです。
まずはフィリピンで半年間、次に大阪で半年間の研修を受け、2016年に南あわじ市へやって来ました。
英語、日本語、そしてフィリピン語(母語)を話せます。
主人がインドネシア人なので、家では英語と日本語で話しています。
フィリピンは7,000を超える島からなる自然豊かな国で、首都マニラのような都会もあれば、田園が広がる田舎もあり、どことなく日本に似ています。特にコバルトブルーの海がとてもきれいで、セブ島やボラカイ島など有名な観光地には、海外からもたくさんの観光客が訪れています。
神戸の街並みや神戸ポートタワーのあるウォーターフロントがお気に入りです。
また、南あわじ市には世界最大級の渦潮があり、大好きな場所の一つです。
お刺身、お寿司、神戸ビーフが特に好きです。フィリピンにいるときはあまりお刺身を食べる機会がなかったので、海が近い南あわじ市では、新鮮な海鮮を食べることができるのでとてもうれしいです。
“To do your purpose here on the earth”(この地球上で目的を果たすために)という言葉です。
フィリピンで看護師として働いているときから、この広い地球上で私にももっとできることがあるのではないかと思わせてくれた大切な言葉です。
現在1歳の子どもがいるので、なかなか遠出はできませんが、家族で近くのショッピングセンターや公園へ出かけて、ゆったり過ごしています。
フィリピンでは正看護師として働いていたので、日本でも正看護師の資格を取ることが目標です。今は仕事と子育てを両立しながら、ステップアップに向けて勉強に励んでいます。
兵庫県は、神戸のような都会もあれば、海や山など自然もたくさんあり、良いところがぎゅっと詰まった素敵なところです。また、淡路島のみなさんは心が温かく、日本語がうまく伝わらないときには簡単な言葉で言い直してくれたり、海外から来た私たちにもとても優しく接してくれます。
まず、大阪で日本語を教えてくれた先生に感謝したいです。
そして、「勉強がんばってる?」と気軽に声をかけてくれたり、分からないことがあるとサポートしてくれる同僚スタッフに「ありがとう」を伝えたいです。
これからも患者さんをはじめ、日本で出会う方々に感謝の気持ちを忘れずにいたいと思います。
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